<新連載>[車内エンタメ最新事情]「DAP」で音楽を聴くのってどうよ? その利点と活用法を解析!

「DAP」をソースユニットとして活用しているオーディオカーの一例(製作ショップ:ルロワ<愛知県>)。
「DAP」をソースユニットとして活用しているオーディオカーの一例(製作ショップ:ルロワ<愛知県>)。全 4 枚

クルマでの移動時間は、エンタメコンテンツを楽しむ時間ともなる。当連載では、その満喫術を全方位的に解説しようと試みている。まずは、音楽をどう聴くかについて考えている。今回は、「DAP」の可能性と活用法について考察していく。

【画像全4枚】

◆カーオーディオ愛好家の多くは、スマホではなく「DAP」を使っている!?

さて、ふた昔前までは、車内にて音楽プレーヤーの役割を担うのはメインユニットだった。なお、現在でもテレビやラジオの音声が楽しまれる場合には、メインユニットがソースユニットとして使われる。なのでメインユニットは今もプレーヤーとしても機能しているわけではあるが、こと音楽が楽しまれる局面においては今や、車外機器が使われるケースがほとんどだ。

そしてその本命はズバリ、スマホだ。当連載の初回の記事にて説明したとおり、スマホにて音楽ストリーミングアプリが使われる形が、昨今の車内リスニングスタイルのスタンダードとなっている。

しかしながら実をいうと、カーオーディオマニアの多くはDAPにて音楽を聴いている。その形を取るのが音的にもっとも有利だからだ。

ところでDAPとは「デジタル・オーディオ・プレーヤー」の略称だが、その中のポータブルタイプのものがDAPとしてメジャーな存在となっている。で、これは、「ハイレゾ音源」の普及と併せて世に広まった。

「DAP」をソースユニットとして活用しているオーディオカーの一例(製作ショップ:ルロワ<愛知県>)。「DAP」をソースユニットとして活用しているオーディオカーの一例(製作ショップ:ルロワ<愛知県>)。

◆車内で「ハイレゾ音源」をより高音質に楽しむには、DAPの使用が吉と出る!

ちなみにハイレゾ音源の配信は2012年あたりから始まったわけだが、この素晴らしく高音質な音楽ファイルをどこででも気軽に楽しめるものとしてDAPが次第に普及していく。そして音にこだわったハイスペックなモデルが、続々とリリースされていく。

その流れの中でカーオーディオ愛好家の多くも、車内でもハイレゾ音源をより良い音で楽しむために、DAPをソースユニットとして車内でも活用するようになる。車載用のハイレゾプレーヤーもいくつか出たが、それらよりもDAPの方が高音質モデルが多くあったからこそだ。

で、その流れは現在でも継続中だ。ハイレゾ音源を大量に所有している場合には特に、現在でもDAPが車内に持ち込まれ、音楽プレーヤーとして大活躍している。

また現在では、ストリーミングアプリを高音質に楽しめるDAPもさまざま登場し、ストリーミング派もこれを使うようになってきた。

「DAP」をソースユニットとして活用しているオーディオカーの一例(製作ショップ:ルロワ<愛知県>)。「DAP」をソースユニットとして活用しているオーディオカーの一例(製作ショップ:ルロワ<愛知県>)。

◆DAPのヘッドフォン出力をアナログ入力しても、利点が活きる!

で、そのときに問題となるのはそのDAPをカーオーディオシステムとどう繋げるかなのだが……。

もっとも手っ取り早いのは、DAPのヘッドフォン端子とメインユニットのAUX端子とをピンケーブルで繋げるという方法だ。高音質なDAPはヘッドフォン端子から出力されるアナログ信号の質が良いので、それを直接入力するだけでもそのアドバンテージが活かされる。

または、ストリーミングに対応している高性能なDAPはBluetoothの高音質コーデックである「LDAC(エルダック)」に対応している場合も多いので、そうであればいっそこの際メインユニットをそれに対応したものへと交換するのもアリだ。そうすれば、ワイヤレスにて高音質な信号を受け取れるようになる。

あるいは、車載用の高音質Bluetoothレシーバーを導入しても良い。それにてワイヤレスで高音質な信号を受信し、そのアナログ出力をメインユニットのAUX端子にて受け取っても、音が良くなる。

今回は以上だ。次回からは映像コンテンツの楽しみ方についての解説を開始する。お楽しみに。

《太田祥三》

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