赤沢経済再生相、訪米を“ドタキャン” 自動車関税引き下げ時期も不透明に[新聞ウォッチ]

赤沢亮正経済財政・再生相が、8月28日から予定していた訪米が出発当日になって急きょとりやめになった。写真は米ホワイトハウス
赤沢亮正経済財政・再生相が、8月28日から予定していた訪米が出発当日になって急きょとりやめになった。写真は米ホワイトハウス全 1 枚

夏休みの宿題に追われる「子供の使い」ならばともかく、この場に及んで“ドタキャン”とは詰めの甘さが透けて見える。赤沢亮正経済財政・再生相が、8月28日から予定していた訪米が出発当日になって急きょとりやめになったそうだ。

きょうの各紙にも「赤沢氏が訪米中止、『大統領令』確証なく」などと取り上げているが、「事務レベルの事前協議が整わなかったことが理由」という。

赤沢氏は今回の訪米で、7月下旬に合意した対米投資の詳細などを詰めたうえで、懸案の自動車関税の引き下げや、相互関税の特例措置を適用する「大統領令」を出してもらうことを期待していた。だが、米側と折り合いがつかない点があり、その大統領令が出されるとの確証が得られなかったようだ。

きょうの日経には「車関税下げ遅れる恐れ」とのタイトルで「日米関税合意後も米側との協議が長引く状況は、自動車関税の引き下げ時期の遅れにつながるリスクをはらむ」と報じている。

日米両政府は7月下旬、27.5%の自動車関税を15%に引き下げることで合意したものの大統領令は出ていないため「日本の自動車メーカーにとっては逆風が続く」とも伝えている。

2025年8月29日付

●車保険最大7.5%上げへ、大手3社平均、物価高・災害増受け (読売・9面)

●転機の二輪(下)「中国発の電動」上陸へ、安さ・性能日本勢に「脅威」(読売・9面)

●旧暫定税率廃止ならCO2排出610万トン増、国立環境研2030年試算、247万世帯分、削減達成に影響(朝日・3面)

●売れたのに支払われない、買った車がスクラップに、中古車扱う業者、競売・販売トラブル(朝日・27面)

●クルマと税金、ガソリン減税、野党薄氷の結束、財源論がアキレス腱に (産経・5面)

●赤沢氏訪米急遽中止、大統領令発出確証なく (産経・8面)

●東京おもちゃショー開幕、人気玩具の進歩親子で体感(東京・4面)

●自動車7社世界生産減、7月、米関税で競争激化 (東京・7面)

●日鉄、米で大型電炉、USスチールを支援、6000億円規模(日経・1面)

●「二輪のBYD」タイ参入、低価格で攻勢日中競合 (日経・11面)

●欧州車、関税打撃で総崩れ、EV回復も先行き懸念、1~6月5社、減益や赤字転落(日経・17面)

●ソニー、フェリカに脆弱性、交通系ICなど一部、データ改ざんの恐れ (日経・17面)

●トヨタ、車鋼板値下げ、3半期連続、日鉄と交渉で妥結 (日経・19面)

●国産バイオ燃料で旗振り、低炭素エンジン車に的 (日経・19面)

《福田俊之》

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