ドイツの自動車部品メーカーのマーレは8月27日、米国テネシー州モリスタウン工場でEV向け電動エアコンコンプレッサーの生産を開始すると発表した。
同工場では数十年にわたってスチールピストンを製造してきたが、新たに約50人の従業員を雇用し、北米市場向けの最新電動コンプレッサーを製造する。電動コンプレッサーは電気自動車の熱管理システムにおいて重要な役割を果たし、バッテリー寿命や高速充電、航続距離に大きく影響する。
マーレのアルント・フランツCEOは「テネシー州モリスタウンでの電動コンプレッサー生産開始は、米国での事業基盤強化と地域雇用者としての役割拡大における重要な節目となる」と述べた。同工場では内燃機関向けと電動化製品の両方を生産することで、従来の内燃機関専用工場から将来のモビリティ向け製品への転換を成功させる事例となる。