オムロンソーシャルソリューションズは9月1日、長野県駒ヶ根市で公共ライドシェアサービスの導入に向けた実証実験を開始したと発表した。昨年度実施した実証実験の第2弾となる。地方都市では自治体財政のひっ迫や人手不足により、地域交通サービスの維持が困難になり、住民の移動手段が不足する「交通空白」の課題が顕在化している。駒ヶ根市は千畳敷カールを筆頭に中央アルプスの麓にある自然豊かな観光地として多くの人が訪れるが、地域で抱える交通課題の解決を目指している。