日本未導入のEV、中国GAC『AION Y Plus』の展示・試乗会…「ガリバー」2店舗で

AION Y Plus
AION Y Plus全 3 枚

中古車大手「ガリバー」を運営するIDOMは9月3日、輸入車インポーターのM Mobility Japanを通じて、中国・広州汽車集団(GAC)のEV『AION Y Plus』の日本初上陸となる展示・試乗会を開始したと発表した。

【画像】AION Y Plus

展示・試乗会は、ガリバーWOW! TOWN大宮で9月23日まで、ガリバーWOW! TOWN幕張で10月1日から10月19日まで開催される。

IDOMは中古車流通ビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。ハイブリッド車やEVなど環境配慮型車両の購入を間接的に後押しし、その普及促進を図ることでカーボンニュートラルの達成に繋げたいと考えている。

今回の取り組みは、M Mobilityの協力のもと、GACが展開する国内未発売のバッテリー式電気自動車(BEV)に試乗できるイベントとして開催される。政府が2035年までに乗用車の新車販売を電動車100%とする目標を掲げる中、IDOMは一人でも多くの顧客にEVに触れてもらうことに大きな意義があると考えている。

今回用意した車両は、日本での販売が現時点では未定だが、その走行性能や快適性をいち早く体感できる貴重な機会となる。

また、展示・試乗会最終日となる10月19日には、ガリバーWOW! TOWN幕張にて地域密着イベント「WOW!FES 2025」も開催される。

AION Y Plusは、年間の生産・販売台数は250万台以上を誇る中国を代表する自動車メーカー、広州汽車集団(GAC)のEVブランド「AION」の主力車種のひとつ。先進技術と高品質な製造体制を強みとして、快適性とスマートさを融合させたEV車両を展開している。「AION」ブランドだけでも2023年には年間の生産・販売台数が50万台を突破した。

今回の試乗会で用意するAION Y Plusは日本の安全基準を満たしたSUVタイプのEV。フル充電により約490kmの走行が可能で、フルフラットシートやパノラマルーフ、スマートコックピットなど、多様なライフスタイルに対応する快適装備を備えている。

《森脇稔》

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