FORVIA HELLA、次世代車載充電器を開発へ…トランスフォーマーなしで高い電力密度実現

FORVIA HELLAの次世代車載充電器
FORVIA HELLAの次世代車載充電器全 1 枚

フォルビア・ヘラ(FORVIA HELLA)は9月2日、ソフトウェア定義型電力変換事業を手がけるタウモーターズとの戦略的開発協力の一環として、先進的な充電ソリューションの開発を開始したと発表した。

両社は電動車向けの「仮想絶縁型車載充電器(viOBC)」の開発に焦点を当て、今後2~3年以内の量産化を目指している。トランスフォーマーを使用しないviOBCは、高い電力密度とエネルギー効率を実現する一方で、重量と必要な設置スペースを大幅に削減できる。

フォルビア・ヘラのエレクトロニクス事業部マネージングディレクターのヨルグ・ワイスガーバー氏は「タウとの提携と、この革新性の高い車載充電器の共同開発を非常に嬉しく思う。この協力により車載充電を次のレベルに押し上げ、電力密度において新たな基準を設定する製品を生み出している」と述べた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  4. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
  5. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る