BMWグループは9月2日、オーストリアのシュタイヤー工場で2028年から第3世代燃料電池システムの量産を開始すると発表した。
ミュンヘンとシュタイヤーにある同社の技術センターでは既に最初のプロトタイプの製造を開始している。さらなる駆動システム部品はランツフート工場の技術ハブから供給される予定だ。
第3世代燃料電池システムは、前世代と比較して大幅な改良が施されている。システムサイズは約25%削減され、出力密度の大幅な向上により、よりコンパクトな構造を実現した。また、将来の車両アーキテクチャーへのシームレスな統合が可能で、顧客に多様な駆動システムを提供する技術開放的なアプローチを可能にする。