タクシー配車に特化したコミュニケーションセンターを運営する電脳交通は9月3日、オムロンソーシャルソリューションズ(OSS)の公共ライドシェアサービス「meemo(ミーモ)」の「遠隔点呼業務」の受託を開始したと発表した。
本件は、電脳交通のコミュニケーションセンターが遠隔点呼業務を担う初めての事例。電脳交通のコミュニケーションセンターは、今後タクシー配車に特化した体制から、交通全般を担うコールセンター機能へと拡大していく。
少子高齢化や人口減少が進む地方都市では、バスやタクシーなど従来の交通サービスの維持が困難となり、住民の移動手段が不足する「交通空白地帯」の課題が深刻化している。そうした地域において、住民の移動手段を確保し、地域の暮らしを支える新たな交通インフラとして注目されているのが、ライドシェア型の公共交通サービスだ。