米国のビシェイ・インターテクノロジーは9月3日、自動車、エネルギー、産業用途向けに過酷な環境に対応するAEC-Q200準拠のDC-Linkメタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサを発表した。
ビシェイRoedersteinブランドのMKP1848eは、最高125度での高温動作を実現し、最大44.5Aのリップル電流に対応する。IEC60384-16 ed.3のグレードIIIに準拠した温度湿度バイアス試験(60度/93% R.H、定格電圧で1344時間)に耐える性能を備えている。
今回リリースされた車載グレードのコンデンサは、高温動作および高湿度耐性を備えており、車載OBC(オンボードチャージャー)、パワートレイン、HVACシステム、電動コンプレッサー、DC/DCコンバータといった自動車用電力変換アプリケーションに最適という。