“サンシェード”が“日傘”になった!? 暑い秋を乗り切れる高機能日傘に注目[特選カーアクセサリー名鑑]番外編

SEIWA・rcpシリーズ
SEIWA・rcpシリーズ全 4 枚

進化が顕著な秀作「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当コーナー。今回は「番外編」として、カー用品の技術が応用されて誕生した新機軸“日傘”をフィーチャーする。暑さはまだまだ続きそうだが、外出時の防暑対策に頭を悩ませていたのなら、当品に要注目♪

【画像】残暑はまだまだ続く!乗り切るためのカーグッズはこれだ

さて、9月に入り暦の上では秋なのに、厳しい暑さが継続中だ。なので街では、“日傘”を差す男性の姿も散見される。“日傘”はもはや、女性だけのものではなくなっている。

そんな中、注目すべき“日傘”の新作が現れている。なんと、「カーアクセサリー」を幅広く展開する人気ブランドの1つ「SEIWA(セイワ)」から、サンシェードに使われている技術を応用したモデルがリリースされているのだ。

ちなみに同社ではこの春に、新素材を採用したサンシェードを2種計5アイテム発売している。1つが『ポップアップサンシェードS/M/L(Z123/Z124/Z125)』(価格:オープン、実勢価格:2990円前後~)で、もう1つが『ワンタッチサンシェードM/L(Z126/Z127)』(価格:オープン、実勢価格:4980円前後~)だ。

なお採用されている新素材とは、「ラディクール生地」だ。当生地は高い遮熱・UVカット・遮光効果を発揮し、その上で放熱性までもを示してくれる。生地表面への蓄熱を防ぎ、受ける熱量よりも多くの熱量を放射する。結果、当生地が採用されたこれらサンシェードは、ダッシュボード表面の温度上昇を効果的に抑え込む。

で「SEIWA」は、これで日傘を作ったらどうかと考えた。そうして出来上がったのがこちら、『rcpシリーズ』(価格:オープン、実勢価格:1980前後~)だ。

ラインナップは計6アイテムにて構成されている。折りたたみ式が5つ大型長傘タイプが1つあり、折りたたみ式は通常タイプと軽量タイプとが用意されている。前者は自動開閉式(2色)と手動開閉式(1色)の3種展開で、後者は自動開閉式と手動開閉式とが1種ずつある。

気になるのはその効果だが、同社は以下のようなテスト結果を公開している。約30度(真夏日想定)の計測場所で人工太陽照明灯を15分間照射しモニター男性の頭部の表面温度を計測したところ、“日傘”を使わないときは約57.5度だったのに対し、当品を使用した際には約37.1度に抑え込めたとのことだ。その差は約20.4度。如実に効果を表している。

なお当生地は高い撥水性も発揮するので、雨天時も使用が可能だ。また折りたたみタイプは特にコンパクトなので(折りたたんだときの長さは自動開閉式が約26cm、手動開閉式が約16cm)、普段カバンの中に入れておいてかさばりにくく、クルマの中でもドアポケットやグローブボックスにしまっておいて場所を取りにくい。

今やさまざまな暑さ対策グッズが登場しているが、“日傘”は実はあなどれない。興味があればぜひ当品をお試しあれ。

今回は以上だ。次回以降も気の利いた「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介していく。乞うご期待(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。







《太田祥三》

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