日産フェアレディZ、「ヘリテージエディション」が米国で登場…1990年代の「300ZX」がモチーフ

日産Zの「ヘリテージエディション」(米国仕様)
日産Zの「ヘリテージエディション」(米国仕様)全 10 枚

日産自動車の米国部門は9月10日、2026年モデルの『Z』(日本名:『フェアレディZ』)に1990年代の名車『300ZX』を彷彿とさせる新グレード「ヘリテージエディション」を設定すると発表した。

【画像】日産Zの「ヘリテージエディション」

同モデルは、Zカークラブが主催する第38回国際Zカーコンベンション「ZCON」で初公開された。毎年数百人のZファンが集まる同イベントでの発表となった。

ヘリテージエディションパッケージは、「パフォーマンス」グレード専用オプションとして、車両本体プラス2940ドルで提供される。これにより、ヘリテージエディション付きパフォーマンスグレードの総額は5万5910ドルからとなる。

1989年に登場した300ZX(ファンの間では「Z32」と呼ばれる)は、初代日産Zから20年後に誕生したモデル。低く幅広いプロポーションと極めて短いオーバーハングが特徴で、ツインターボV6エンジンも選択可能だった。

2026年モデルのZヘリテージエディションは、この象徴的なモデルを現代に蘇らせる。ブロンズ色の19インチRAYSホイール、レトロスタイルの「ツインターボ」バッジ付きカーボンファイバー製リアスポイラー、ボディサイドのブロンズ色「ツインターボ」グラフィックを採用した。

内装では、専用ドアキックプレートと専用フロアマットを装備。仕上げには、日産のパフォーマンスカー史上最も愛されたカラーの一つである、象徴的な『GT-R』のミッドナイトパープル塗装を採用している。

2026年モデルでは、スポーツとパフォーマンスグレードに新色のボルダーグレー塗装とブラックルーフの組み合わせも選択可能となった。

7代目日産Zのデザインは、スポーツカーの歴史を参照した数多くの要素を特徴としている。隆起したフードバルジとシャープなクリースは初代日産Zを想起させ、各ヘッドライトの三日月形LEDランニングライトは「240ZG」のガラスカバー付きヘッドライトを彷彿とさせる。

2026年モデルのZのリアデザインは明らかにZ32の影響を受けており、楕円形のテールライト形状とブラックアウトされたセンター部分が特徴的だ。Z32にインスパイアされた楕円形状は、最新Zのフロントグリルにも見られる。

キャビン内では、ダッシュボード上部に3つのゲージを配置。これは過去の多くのZスポーツカーで見られたデザインキューだ。2026年モデルでは、ターボチャージャーのブースト圧、タービン回転数、バッテリー電圧を表示する。

スポーツグレードは、3.0リッターツインターボV6エンジンを搭載し、最高出力400hp、最大トルク350lb-ftを発生。6速マニュアルトランスミッションまたは9速オートマチックトランスミッションを選択できる。

パフォーマンスグレードには、機械式リミテッドスリップデフ、19インチRAYS超軽量鍛造アルミホイール、ブリヂストンポテンザS007高性能タイヤ、ニッサンパフォーマンスブレーキが追加される。

NISMOグレードは、最高出力420hp、最大トルク384lb-ftまで向上。NISMO専用チューニングサスペンションとブレーキ、改良されたエアロダイナミクスボディワーク、より幅広いホイールとアグレッシブなタイヤコンパウンドを採用している。

《森脇稔》

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