自工会、欧州の内燃エンジン車販売禁止に柔軟性確保を要望…「多様なアプローチを」

日本自動車工業会のロゴ
日本自動車工業会のロゴ全 1 枚

日本自動車工業会(JAMA)は9月10日、9月12日に開催されるEUの自動車産業の未来に関する戦略的対話に向けたポジションペーパーを発表した。

EUでは運輸部門の気候目標達成のため、乗用車および小型商用車のCO2排出量規制に関して2035年に内燃機関車を販売禁止とすることが決定している。これに対し自工会は、EU含む全ての国が2050年までにカーボンニュートラルを達成するための実用的かつ持続可能なマルチパスウェイを提供する上で、複数の技術オープンなアプローチによる柔軟性が必要であると考えている。

自工会は欧州委員会ならびに欧州議会、EU加盟各国政府に対し、技術中立性を維持し多様なアプローチでのカーボンニュートラル達成に向けた柔軟性の確保や、再生可能燃料のCO2削減効果を考慮し導入拡大に向けた政策的取り組みの強化等を要望する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 『GRヤリス』の空力&冷却性能を約50万円で大幅進化!「Aero performance package」発売
  2. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  3. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  4. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
  5. 「いかついフェイスに驚いた」メルセデスベンツ『GLC』新型の内外装に反響!「スクリーンでかすぎる」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る