竹岡圭、ラリー北海道2025でXC-2クラス7位完走 電子制御系トラブル乗り越え

「ラリー北海道2025」XC-2クラス7位完走した「圭ラリープロジェクト」
「ラリー北海道2025」XC-2クラス7位完走した「圭ラリープロジェクト」全 5 枚

モータージャーナリストの竹岡圭氏が、9月4日から7日にかけて開催された「ラリー北海道2025」のXC-2クラスに参戦し、7位でフィニッシュした。

【画像】「ラリー北海道2025」XC-2クラス7位完走した「圭ラリープロジェクト」

竹岡氏は今回「圭ラリープロジェクト」として、トーヨータイヤと三菱自動車の協力を得て、“モモトン”ことピンクの三菱『トライトン』で「XCRスプリントカップ北海道2025」にチャレンジ。コ・ドライバーに山田政樹氏、チーム監督兼チーフメカニックに神田誠氏を迎えた体制で臨んだ。

大会初日の6日、SS3では制動系の電子制御トラブルが発生。ブレーキが利きにくくなる現象に見舞われたが、中間サービスでの対応もあり、SS6では問題が解消された。しかし今度はエンジンチェックランプが点灯。後にアドブルーの泡立ちが原因と判明したものの、SS7・SS8では車両の安全制御システムによりパワー制限がかかる状態となってしまった。

このトラブルに対して、2日目7日朝の10分サービスでは、三菱自動車のエンジニア井森悠氏がコンピューターの書き換え作業を実施。時間的に厳しい中での作業だったが、見事時間内に完了させた。

しかし車両の調子は完全には直らず、高回転域でパワーが出ない状態のままの走行となった。それでも参加89台中24台がリタイアする過酷なサバイバルラリーを、竹岡氏は無事走り切った。

今回はシュノーケルとボディダンパーを装着したことで、吸気温度の抑制と安定性の向上が実現できたという。操縦安定性はさらに向上し、コ・ドライバーの山田も小回り性の高さに驚いていたとのこと。

竹岡圭氏は次戦として、9月20・21日の「EAST-IBURI 2025」と10月11・12日の「ラリーとかち」への参戦を予定している。

《ヤマブキデザイン》

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