さいたま市は9月16日、公共交通サービス水準の維持・向上を目指し、バス運転手不足等への対応を図るため、自動運転バス レベル4実装に向けた実証実験を開始すると発表した。
2025年度の自動運転実証実験は、北浦和駅西口から埼玉大学間を対象に9月下旬頃から準備走行を開始し、10月下旬以降から試乗を開始予定。レベル4は、特定条件下で自動運転システムが車の全ての運転操作を行う完全自動運転を指す。
今年度、レベル4実装に向けた課題把握の実証実験を行うため、国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」に採用された。2025年6月20日に交付決定額7875万円(税込)で採択されている。