ヒョンデの高級車ブランド「ジェネシス」はIAAモビリティ2025において、「GV60マグマコンセプト」と「GMR-001ハイパーカー」をドイツ初公開した。
ミュンヘンスタジオでは、改良版の電動SUV『GV60』のドイツデビューも発表された。この改良版は、ジェネシス初の専用電気自動車として成功を収めた初代モデルをベースに、デザイン、技術、仕様を包括的にアップデートしている。バッテリー仕様の向上と先進技術の搭載により、より洗練された体験を提供する。
同社は現在、ドイツ、スイス、英国で事業を展開しているが、2026年初頭にはフランス、スペイン、イタリア、オランダの4つの市場への拡大を予定している。
ジェネシス モーター ヨーロッパの新任マネージングディレクター、ピーター・クロンシュナブル氏は「改良版GV60、GV60マグマコンセプト、GMR-001ハイパーカーのドイツデビューは、デザイン主導のパフォーマンスブランドとしての我々の地位を強化する」とコメントした。
また、ジェネシス マグマ レーシングのチームプリンシパル、シリル・アビテブール氏は、フランスのサーキット・ポール・リカールでのGMR-001ハイパーカーのテストについて報告。5日間のテストで500周以上を完走し、2026年のFIA世界耐久選手権デビューに向けた準備を進めていることを明らかにした。