クアルコム・テクノロジーズとメルセデスベンツは、IAAモビリティ2025において、シームレスに接続されたインテリジェントな運転体験の提供に向けた取り組みを強化すると発表した。
両社は、スナップドラゴン デジタルシャシー ソリューションの複数世代にわたる関係を基盤として、次世代メルセデスベンツ車両に高度なデジタル機能を統合し続けている。今年世界的にデビューした全電気自動車メルセデスベンツ『CLA』と、全く新しい電気自動車メルセデスベンツ『GLC』は、いずれもソフトウェア定義車両(SDV)の基盤プラットフォームであるスナップドラゴン デジタルシャシー ソリューションによって強化された高度なデジタルコックピットと接続体験を特徴としている。
自動車業界がデジタル変革を受け入れる中、クアルコム・テクノロジーズとメルセデスベンツは、モビリティの未来に対する共通のビジョンを通じて、現在および将来のメルセデス・ベンツラインナップ全体でイノベーションを推進し、最前線に立ち続けている。
このイノベーションの中核となるのは、クアルコム・テクノロジーズの最先端スナップドラゴン コックピット プラットフォームとスナップドラゴン オート 5Gモデム-RFソリューションのメルセデスベンツ ユーザー エクスペリエンス(MBUX)システムへの統合。前世代と比較して大幅に向上したパフォーマンスにより、これらのプラットフォームは、車両のライフサイクル全体を通じてより大きな柔軟性、個人化、利便性、継続的なイノベーションを推進するスケーラブルなデジタル機能を可能にする。
スナップドラゴンがメルセデスベンツ車両で実現する体験には、没入型デジタルコックピット、AI搭載アシスタンス、個人化された体験、シームレスな接続性が含まれる。システムはAIを活用してユーザーの好みを学習・適応し、プロアクティブでコンテキスト対応の推奨事項と自然なハンズフリーインタラクションを提供する。