「今って本当に令和?」30年前のマシンを再現! 日本限定のマクラーレン『750S JC96』が話題に

マクラーレン『750S JC96』
マクラーレン『750S JC96』全 11 枚

マクラーレン・オートモーティブは9月10日、日本限定の特別なスーパーカー『750S JC96』を発表した。同モデルは1996年の全日本GT選手権(JGTC)でドライバーズチャンピオンシップを制したマクラーレン「F1 GTR」をオマージュしたもので、SNS上では「まさかのJGTCオマージュモデル!」など話題となっている。

【画像】往年のマシンを再現したマクラーレン初の日本限定車『750S JC96』

「750S JC96」は、マクラーレン初の日本専売限定モデルとして登場。1996年のJGTC(全日本GT選手権、スーパーGTの前身)参戦時にチーム郷が使用した『F1 GTR』の特徴的な「タイガーストライプ」デザインを再現した専用ペイントを採用した。限定車として『750S』と『750Sスパイダー』のそれぞれに設定されることとなる。

外装面では、フロントスプリッター、リアウイングエンドプレート、ドアミラーケーシングに専用ディテールを施す。これらの部分はメンフィスレッド、チタニウムシルバー、アイスホワイト、グラファイトグレーの4色から選択可能で、ボディカラーとの組み合わせとなる。

最も特別な仕様として、車体全体にタイガーストライプを手描きで施した「JC96トリビュートリバリー」を用意。この仕様は4台限定となる。

技術面では、750S用MSOハイダウンフォースキット(HDK)を標準装備。このキットは、拡大されたデュアルエレメントスプリッター、アクティブリアスポイラー、ルーバー付きアンダーウイングパネルで構成され、最大10%のダウンフォース向上を実現する。「750Sスパイダー」への適用は今回が初。

ホイールには、後期型F1 GTR「ロングテール」のレースホイールからインスパイアされた新開発の超軽量「デルタ」15スポーク鍛造アルミホイールを装着。

内装では、3種類のフルアルカンターラ仕様のパフォーマンスインテリアを用意。F1インスパイアのペダルセット、ドライブセレクトスイッチ、専用プレートをゴールド仕上げで統一し、ヘッドレストとアームレストにはJC96専用ブランディングを施す。

この特別なスーパーカー『750S JC96』の発表にX(旧Twitter)では、「すげぇマシン来たね」「まさかのJGTCオマージュモデル!」など驚きの声が上がっている。1996年のチャンピオンとなった「F1 GTR」は、GT500、現在のスーパーGTを通じて、唯一の外国車チャンピオンマシンだ。

「LARK(参戦当時のスポンサー)マクラーレンじゃんかっこよ!」「JGTCでのタイトル獲得を大事に考えてくれてるのは嬉しい」「テスタロッサも復活したしマクラーレンはLARKみたいな750S出すし今って本当に令和???」など、当時の活躍を知るファンからも大きな反響が寄せられている。

《大矢根洋》

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