カナダの自動車部品大手のマグナは、中国のEVメーカーのXPENG(シャオペン)から、欧州市場向けEVの生産を受託したと発表した。2025年第3四半期から量産を開始する予定で、将来モデルでの長期協力の始まりとなる。生産はオーストリアのグラーツ工場で行われる。マグナは約20年間、中国の自動車メーカーに完成車エンジニアリングサービスを提供してきた。2018年からは中国国内での製造・組立サービスも手がけている。今回の受注は、マグナの欧州拠点で中国OEMとの初の完成車組立案件となる。