世界最高峰の手作りモデルカーメーカーのアマルガム・コレクションは、スーパーカーによる公道ラリー「Gumball 3000(ガムボール3000)」との公式パートナーシップを発表した。
【画像】マクラーレンP1の「Gumball 3000」参戦車両のモデルカー
2025年のイスタンブールからイビサまでのラリーにおいて、アマルガムはガンボール3000ファミリーの一員として全ての停留地に同行し、参加者に愛車のミニチュア版を制作するサービスを提供する。
ガムボール3000創設者のマキシミリオン・クーパー氏の指導の下、アマルガムは参加者が3000マイルの冒険の精神を独特な自動車アートとして形にできる特別なプログラムを開発した。各車両は2つの特徴的な形態で制作可能だ。ラリー前の状態で精密なリバリーディテールを施したモデルと、ラリー後の戦績として、アマルガムのアーティストがラリー中に付着した汚れや摩耗、風合いを本物そっくりに再現したモデルだ。
アマルガムのモデルは数千時間をかけて開発され、オリジナル車両を忠実に再現するため全ての細部が精密に作り込まれている。CADデータ、スキャン、写真撮影から1つのモデルを開発するのに約4000時間を要し、完璧を期すため自動車メーカーと直接連携している。
アマルガム・コレクションについて、同社の職人チームは世界最高の手作り大型モデルカーの製作者として世界的に認知されている。彼らの作品は細部への注意において独特であり、各車両のスタイルと精神を真に捉えたモデル制作に焦点を当てている。
1985年に設立されたアマルガムは、当初は英国とドイツの一流建築家、特にフォスター・アンド・パートナーズ向けの精密建築模型制作に注力していた。1995年からファインモデルカーの制作を開始し、現在では世界で最も重要な自動車メーカーやチーム、デザイナーとの強固で持続的な関係を築いている。
ガムボール3000は1999年に英国の起業家マキシミリオン・クーパー氏によって設立されたライフスタイルブランド兼エンターテインメントグループ。毎年3000kmのラリーは政府や企業スポンサーと提携し、車と音楽のフェスティバルを開催している。参加者にはルイス・ハミルトンやデビッド・ハッセルホフなど国際的な著名人が含まれている。