エムケイドットエックス(MK.X)は9月24日、早稲田大学理工学術院の小野田弘士教授・劉江教授と、「地域等における自動運転システムの社会実装シナリオ構築」「ネットワーク協調型自動運転におけるマルチスケールセンシング」に関する受託研究契約を締結したと発表した。
日本では少子高齢化・人口減少に伴い、公共交通の衰退や物流分野での人手不足が深刻化している。自動配送ロボットや自動運転バスなどの次世代モビリティ技術は、地域社会の移動や物流課題を解決し、持続可能な都市・地域づくりを支える存在として期待されている。
MK.Xは「世界最高水準のEVおよび自動運転技術を日本へ導入し、GX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に貢献する」というビジョンを掲げている。同社はすでにシンガポール政府と連携による自動運転レベル4(L4)の公共バスプロジェクトなどを進めてきた実績を持つ。