ゼネラルモーターズ・ジャパンは9月18日、シボレー『コルベットZ06』について最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは、2022年11月14日~2025年5月1日に輸入された1車種1型式の計172台。
燃料タンクの給油口において、給油時にガソリンが大量に溢れ出た際に、気化したガソリンがエンジン冷却用ファンにより、ラジエーターに吸い込まれることがある。そのため、ラジエーターが高温になっている場合、気化したガソリンがラジエーター表面に付着することにより、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
暫定措置として、全車両、給油時の注意喚起レターを送付し、対策が決定次第、恒久対策を実施する。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。