マセラティジャパンは9月24日、サラウンドビューカメラシステムの不具合により、SUVのマセラティ『グレカーレ』のリコールを国土交通省に届け出た。
今回リコール対象となるのは、2022年10月6日から2024年2月26日までに製造されたグレカーレ3型式622台。
サラウンドビューカメラを表示する、セントラルビジョンパークアシストモジュール(CVPAM)のソフトウェアにおいて、設計検討が不十分なためリアパーキングカメラを使用して駐車した直後に車両電源をオフにすると、サラウンドビューカメラシステムの機能が停止することがあるというもの。
これにより、再始動時にメディア画面がブラックアウトまたはブルーアウトとなり、直前直左確認用のカメラ映像が表示されない恐れがある。
これに対しマセラティジャパンは、対象車両の使用者に対して電話やダイレクトメールで通知し、全車両のCVPAMソフトウェアを対策プログラムに書き換える。
これまでに、この件に係る不具合が1件報告されており、事故の報告はない。