ビコー(Vicor)コーポレーションは、リボルト(ReVolt)ホールディングスが開発したCO2削減を実現するポータブル電源ユニットに、同社の電源モジュールを採用したと発表した。
リボルト社は、映画の撮影現場や屋外スタジオに電力を供給するクリーンで移動可能、常時稼働の新しい電源ソリューションを開発した。同システムにより、カメラ、音響・照明機器から、特撮用装置やベースキャンプに至るまで、あらゆる設備に静かで高効率の給電ができ、CO2を全く排出しない。
現在、多くの制作会社は、騒音が大きく環境に有害な、ガソリンやディーゼル発電機で映画セットを動かしている。映画セットの設営面積が巨大化して、特殊な電子機器が増加するにつれて、エネルギー需要は急激に高まりCO2排出量も危険なレベルにまで増大している。