ジャガー・ランドローバー・ジャパンは26日、プラグインハイブリッド車(PHEV)についてリコールを国土交通省に届け出た。
対象となるのは、2022年2月14日から2025年5月19日までに製造されたジャガー『E-PACE PHEV』、ディスカバリー『ディスカバリースポーツ PHEV』、レンジローバー『レンジローバーイヴォークPHEV』の3車種945台。
ハイブリッドシステムを制御する電動インバーターコントロールモジュールの制御プログラムにおいて、設計検討が不十分なため、イグニッションスイッチをオフにしても完全なスリープ状態にならないことがある。
そのため、イグニッションスイッチをオンにしても原動機が始動せず、モーターでの走行モードとなり、そのまま走行を続けてハイブリッドバッテリーの容量がなくなった場合、走行不能となる恐れがある。
これに対しジャガー・ランドローバー・ジャパンは全車両の当該モジュール及び関連するモジュールのプログラムを対策プログラムに書き換える。
現在までに、この件に係る不具合や事故は報告されていない。