WHILLは9月30日、盛岡市動物公園ZOOMOにおいて、免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」を活用した園内移動サービス「ZOOMO-BILE(ズーモービル)」を10月14日から開始すると発表した。
本サービスは動物や地球環境に配慮しつつ、起伏や勾配、凸凹道が多い園内をあらゆる人が快適に周遊できるアクセシビリティ環境の強化を目的としている。東北地方の動物園での導入は今回が初となる。
日本国内では65歳以上人口が総人口の約3割を占め高齢化が進む。2024年4月には障害者差別解消法の改正に伴う合理的配慮の義務化もあり、多様な利用者に対応した環境整備の重要性が増している。またインバウンド需要も高まっている。