EVバス走行中給電の実証実験、東京大学や大林組が開発…大阪・関西万博2025

会場内の走行中給電の様子
会場内の走行中給電の様子全 1 枚

東京大学大学院新領域創成科学研究科の藤本・清水・藤田・永井・郡司研究室、ダイヘン、大林組の共同研究グループが開発した走行中給電システムを、大阪・関西万博で運行するEVバスへの給電に利用する実証実験を行っている。

大阪・関西万博では、来場者の移動をよりスマートに、よりクリーンに実現するため、会場内周回バスとして約30台のEVバスが運用されている。そのうち6台に研究グループが開発した、走行しながら給電ができる「受電システム」を搭載している。またEVバスが運行する道路と停留所の一部には「送電システム」を敷設している。

2025年大阪・関西万博の開催期間にこれらを用いた「走行中給電システム」の実証実験を行っている。実証実験では定時運行するEVバスへの走行中給電技術の実証として、給電エネルギーの伝送効率などの技術的性能だけでなく、運用、保守も含めたより社会実装に近い実証実験も実施している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  3. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  4. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  5. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る