ゼンリンとマップフォーは9月30日、業務提携契約を締結したと発表した。
この提携により、両社の強みとノウハウを結集し、地図データ整備の効率化・多用途化を加速させ、社会課題の解決に貢献するソリューション開発を推進する。また、業務提携に合わせて、ゼンリンのCVCのゼンリンフューチャーパートナーズからマップフォーへ出資を実施した。
ゼンリンは地理空間情報サービス企業として、高精度な空間情報の収集・整備・更新技術を活かし、膨大なデータをあらゆる用途に最適化して提供することで社会に貢献し続けることを企業活動の基本としている。2025年4月に発表した中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」では「共創社会における社会的価値創造」をテーマに掲げ、データを活用して社会課題・地域課題の解決を支援するDXソリューションの開発を強化するとともに、将来のデジタルツイン社会の基盤に資する高度時空間データベースの構築に取り組んでいる。