スズキは10月2日、『クロスビー』の改良新型を発表した。10月2日より販売を開始し、価格は215万7100円からだ。
改良新型クロスビーは「アクティブシーンに似合う個性的なデザインと広い室内空間を兼ね備えたコンパクトクロスオーバー」をコンセプトに開発された。愛着のわくデザインや使いやすく広い室内空間といったクロスビー本来の特長に加え、先進安全装備や快適装備の拡充、走行性能や燃費性能を大幅に進化させた。
エクステリアは、たくましさを感じさせる角を丸めた四角をモチーフとすることでSUVらしい力強さを表現。インテリアは、革とステッチを模したパネルや二段式センターコンソールの採用により、小型車らしい上質さを実現している。
パワートレインには、『スイフト』や『ソリオ』に搭載しているZ12E型エンジンとCVTを採用し、燃費性能と走行性能の両立を図った。
安全機能では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」を採用。アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]や車線維持支援機能、車線逸脱抑制機能を標準装備した。また、アクティブコーナリングサポートやブラインドスポットモニター、スズキ国内初となる7インチメーターディスプレイ[カラー]を新たに採用するなど、機能の拡充を図った。
装備では、電動パーキングブレーキ[ブレーキホールド付]やステアリングヒーターを採用したほか、スズキコネクトにも対応し、快適装備を充実させた。
改良新型クロスビーは経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。
なお、目標販売台数は月間2000台を設定している。