フォルクスワーゲン・トラック&バス(VWTB)とエコロドヴィアスは、ブラジルのサンパウロ州内陸部の高速道路において、100%再生可能な植物由来バイオディーゼル「B100」の性能と信頼性を評価する実証実験を開始したと発表した。
この取り組みは、将来世代により持続可能な環境を残すことを目的とした同社のフューチャープログラムの一環として実施される。実験では高速道路におけるB100の効率性を研究し、性能、燃費、車両メンテナンスサイクルへの影響、実際の運用状況での信頼性を評価する。
B100は大豆から完全に製造される燃料で、ブラジル国家石油庁(ANP)、ブラジル植物油工業協会(アビオーベ)、エネルギー研究会社(EPE)の研究によると、従来のディーゼル燃料と比較してCO2排出量を最大90%削減できるという。