アルピーヌ・ジャポンがサポートするレーシングドライバーの山野哲也選手が、10月5日に鈴鹿サーキット国際南コースで開催された2025年JAF全日本ジムカーナ選手権最終戦PE1クラスで、アルピーヌ『EXEDY 71RS A110R』を駆ってシリーズチャンピオンを獲得した。
【画像】25回目の全日本ジムカーナ選手権制覇を果たした山野哲也選手
山野選手は今回の優勝で、前人未到となる25回目の選手権制覇を達成し、自身が持つ日本記録をさらに更新した。
最終戦は天候が不安定で難しいコンディションとなったが、山野選手はシリーズランキング2位から見事な逆転劇を演じた。限界まで攻めた走りで挑み、今年のシリーズチャンピオンを決めた。

同チームから同じマシンでダブルエントリーした野島俊哉選手も、参戦初年度ながらシリーズ3位という好成績を収めた。
山野選手は「天候、出走順、パッケージとすべての面で不利な週末だったが、チームクルーたちが最高の環境を作ってくれたことでA110Rの持てる性能を十二分に発揮できた」とコメント。野島選手の技量向上がチャンピオン獲得をアシストしたことにも言及し、「そう簡単に到達することができないV25をじっくりと味わいたい」と喜びを語った。
