東海汽船がオートバイの受託手荷物輸送を終了へ 伊豆諸島

東海汽船の客船:さるびあ丸
東海汽船の客船:さるびあ丸全 8 枚

東京の竹芝桟橋と伊豆諸島(東京諸島)との間に航路を展開する東海汽船は10月6日、旅客のオートバイ(原動機付自転車、ナンバー付きキックボード含む)について、乗船時の受託手荷物として扱いを終了すると発表した。輸送終了は12月31日受付分。

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オートバイには、燃料やオイル、バッテリーなどの危険物が含まれているため、輸送時の発火事故防止の観点から、今回の決定となった。

現在、東海汽船では、排気量250cc未満のオートバイ(三輪オートバイは受け付けない)を、旅客の受託手荷物として輸送している。料金は125cc以上~250cc未満で、東京~大島が9000円、東京~三宅島が1万1000円、東京~八丈島が1万2500円など。

今後は250cc以上のオートバイや自動車と同じように、貨物船で輸送する。各島への貨物船の運航は週1~4便程で、輸送日の指定はできない。貨物船に積める台数も限られているため、預かりから到着まで2~3週間ほどかかる場合があるという。なお東京発の場合、取扱営業所が行き先の島によって2か所あり、大島・利島・新島・式根島・神津島行が辰巳貨物営業所(江東区辰巳)での扱い、三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島行が芝浦貨物営業所(港区海岸)での扱いだ。

東海汽船では旅行者に、現地レンタカーの利用を勧めている。また、静岡県の下田と利島・新島・式根島・神津島との間には、神新汽船のカーフェリーも運行されている。料金は、排気量区分が東海汽船と若干異なり、125cc超~250cc以下の場合、下田~各島が8250円などとなっている。

《高木啓》

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