フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に

フィアット「パンダ」改め「パンディーナ」(欧州仕様)
フィアット「パンダ」改め「パンディーナ」(欧州仕様)全 10 枚

フィアットは、コンパクトカー『パンダ』の2026年モデルを欧州で発表した。最も注目すべき変更点は、車名を愛称として親しまれてきた『パンディーナ』に正式変更したことだ。

【画像】フィアット・パンディーナ(欧州仕様)

新しいパンディーナは全長3.69mのコンパクトなボディを維持しながら、パワートレインをハイブリッド専用とする。これまでの複雑なグレード構成を見直し、POP、ICON、CROSSの3グレードに整理することで、顧客にとってより分かりやすい選択肢を提供する。

フィアット・パンディーナ(欧州仕様)フィアット・パンディーナ(欧州仕様)

エントリーグレードのPOPは基本的な機能に重点を置き、中間グレードのICONは快適性とコネクティビティのバランスを重視。最上級のCROSSは最も個性的な仕様となっている。全グレードで第3ウィンドウに「パンディーナ」の文字が印刷され、CROSS版では前後シートやサイドモールディングにも同様の表示が追加される。

安全面では、交通標識認識、車線維持支援、自動ブレーキ、ドライバー眠気検知、リアパーキングセンサーなどの先進運転支援システムを全車に標準装備。都市部での使いやすさを重視した設計思想は従来通り継承している。

フィアットは今回の刷新について、テクノロジー、コネクティビティ、持続可能性を向上させ、より現代的で統一された構造を提供することで、顧客体験をシンプルにすることを目指した、と説明している。

フィアット・パンディーナ(欧州仕様)フィアット・パンディーナ(欧州仕様)

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る