MobiSaviは10月15日、愛媛県で設立される「えひめEVサーキュラーエコノミー推進協議会」に参加し、EV(電気自動車)とバッテリーの循環を支えるデータ基盤の構築を推進すると発表した。
この協議会は、EVの普及から使用済みバッテリーの再利用(リパーパス)・再資源化(リサイクル)まで地域内で完結させる「地域完結型EV資源循環モデル」の実装を目指す官民連携の組織。愛媛県内外の企業や大学、金融機関、市町、さらに経済産業省や環境省もオブザーバーとして参画し、官民共創による資源循環モデルの構築を進める。
脱炭素化が進む中、EVの普及が拡大しているが、使用済みEVやバッテリーの多くが海外に流出し、国内でのリパーパスやリサイクル体制の未整備が問題となっている。これに対応して愛媛県は、EV普及からリパーパス・リサイクルまでを地域内で完結させる体制を整える。