横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」装着車が、10月12日に最終戦を終えた「2025年全日本ダートトライアル選手権」において、2クラスでシリーズチャンピオンを獲得した。
同社は一般ダートから硬質ダート用の「ADVAN A053」、軟質路面用の「ADVAN A031」、超硬質路面用の「ADVAN A036」など幅広い路面に対応するタイヤラインアップを武器に、勝利を足元から支えた。
チャンピオンを獲得したのは、D2クラスの田口勝彦選手(参戦マシン:HKS『ランサーエボリューション』)とPN3クラスの竹本幸広選手(参戦マシン:YH・KYB・スラパ・『GR86』)の2選手。

高剛性と軽量性を両立したアルミホイール「ADVAN Racing RCIII」を装着して参戦した田口選手は、シリーズ中に優勝6回と圧倒的な強さを見せ、2戦を残してチャンピオンに輝いた。また、竹本選手は優勝4回を含め、全8戦の全てのレースで3位以内の好成績を出し続け、最終戦を残してチャンピオンを確定した。
両選手は今シリーズのチャンピオン獲得により、D2クラス(2024年まではDクラスとして開催)とPN3クラスで3連覇を成し遂げた。
横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいる。
その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。