BYD Japan Groupは、10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催される「Japan Mobility Show 2025」に出展する車両の追加情報を発表した。
商用車部門では、電気トラック「T35」シリーズのアルミバン仕様と平ボディー仕様の2台を世界初公開する。T35は、世界をリードするBYD独自の最先端技術で、日本市場での使用を考慮したモデルとなっている。
乗用車部門では、3台のジャパンプレミアを実施する。まず『SEALION 6 DM-i』は、BYDが2008年に世界に先駆けて量産化に成功したPHEV技術の集大成モデル。1.5リッターNA エンジンと高効率バッテリー・電気モーターを組み合わせたDM-iシステムを搭載し、経済的で爽快な走りを実現している。
『ATTO 3』は、2023年1月から販売を開始し累計販売台数2500台に達した。今回は内外装を刷新した最新版を国内販売開始に先駆けて公開する。一充電走行距離は470kmを実現している。
BYDの最高級ブランド「仰望(ヤンワン)」のスーパーカー「YANGWANG U9」の日本初公開だ。このモデルは今年9月にチューニング版「YANGWANG U9 Xtreme」でEVの世界最速記録496.22km/hを記録したほか、ニュルブルクリンク北コースで7分を切るタイムレコードを達成するなど、BEVスーパーカーとしての新境地を拡大している。
会期中は、YANGWANG U9の電子制御サスペンション(DiSus-P)の柔軟性をアピールするダンスパフォーマンスも予定されている。
なお、残る乗用車部門のワールドプレミアおよび商用車のジャパンプレミアについては、10月22日に公開予定となっている。