ホンダは10月22日、二輪車や四輪車などの各分野での国際標準に関わる取り組みの功績により、経済産業省が主催する「令和7年度 産業標準化事業表彰」において、「経済産業大臣表彰」を受賞したと発表した。
ホンダは、二輪車分野において国際標準化機構(ISO)国際委員会の国際議長を1973年から半世紀以上務めて世界を先導してきた。また、四輪車分野においては、自動運転レベル3の導入に必要なISO規格開発や日本が得意とするハイブリッド車の燃費・出力での商品差異化やルール形成を主導してきた。
さらに、持続可能な航空燃料(SAF)や交通事故死者ゼロに向けた技術など、さまざまな領域で研究段階から標準化活動を推進してきた。今回、こうした取り組みが評価され受賞となった。
産業標準化事業表彰は、日本産業規格(JIS)や国際規格の策定や普及、標準化による市場創出や社会課題解決に貢献した個人や団体をたたえる表彰制度である。
また、経済産業大臣表彰は、標準の策定や適合性評価活動など、産業標準化に顕著な功績があった人物、および組織に対する表彰だ。