ステランティス世界販売は130万台、北米が35%増と好調…2025年第3四半期

5.7リットルV8「HEMI」エンジンを搭載するラム1500 ブラックエクスプレス
5.7リットルV8「HEMI」エンジンを搭載するラム1500 ブラックエクスプレス全 5 枚

ステランティスは、2025年第3四半期(7~9月)の世界新車販売の結果(出荷ベース)を発表した。

【画像】ステランティスの主要モデル

同期の連結出荷台数はおよそ130万台となり、前年同期比13%増加した。この増加は主に北米市場が牽引し、欧州・中東・アフリカ地域でも前年同期比で成長を記録した。

北米市場では第3四半期に特に力強い回復を見せ、出荷台数が前年同期比約10万4000台増加し、35%の大幅な伸びを記録した。この中にはHEMI V8エンジン搭載のピックアップトラック『ラム1500』の初回納車も含まれている。この大幅な改善は主に、前年の在庫削減施策により一時的に生産が減少していた状況と比較して、在庫動向が正常化したことの恩恵を反映している。

欧州市場では第3四半期の出荷台数が約3万8000台増加し、前年同期比8%増となった。この成長は主に、前年同期には生産されていなかった4つの新型Bセグメント「スマートカー」プラットフォーム車種の生産開始によるものだ。

具体的にはシトロエン『C3』、シトロエン『C3エアクロス』、オペル『フロンテラ』、フィアット『グランデパンダ』が含まれる。ただし、これらの新製品の生産立ち上げによる恩恵は、商用車(LCV)の出荷減少や一部の主要市場での出荷減少により一部相殺された。

その他の地域では、出荷台数が合計で約1万台増加し、前年同期比3%増となった。これは主に中東・アフリカ地域の21%増が牽引し、南米での3%減を部分的に相殺した形となった。中東・アフリカ地域の1万6000台の出荷増加は、主にアルジェリアでのフィアット製品の現地生産拡大、トルコとエジプトでの市場環境改善を反映している。

南米では2025年第3四半期に7000台の前年同期比減少となったが、これは主に2024年第3四半期のリオグランデドスル州洪水により遅延していたブラジルでの出荷をステランティスが回復させた際の異常に高い比較基準によるものだ。

《森脇稔》

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