ニデック、中間配当金「無配」 業績予想も「未定」不適切な会計処理調査中で[新聞ウォッチ]

経営陣の関与を疑う不適切な会計処理が発覚したニデック(写真はイメージ)
経営陣の関与を疑う不適切な会計処理が発覚したニデック(写真はイメージ)全 1 枚

複数のグループ会社を含めて不適切な会計処理の疑いが発覚したモーター大手のニデック(旧日本電産)が、2026年3月期の業績予想(国際会計基準)を未定にすると発表した。きょうの日経なども「ニデック、業績予想未定、今期、不適切会計疑い調査」とのタイトルで取り上げている。

それによると、ニデックは、売上高が前期比0.3%減の2兆6000億円、純利益が19%増の2000億円とする26年3月期の業績予想を発表していたが、これを「未定」とした。さらに20円としていた中間配当金を無配に、22円50銭としていた期末配当の予想も「未定」にするという。

ニデックは2024年7月に中国子会社で約2億円の購買一時金に関する会計処理の疑義が浮上し、その後複数のグループ会社でも不正の可能性が確認されたほか、経営陣の関与を示す資料も見つかっており、調査は長期化している。

業績予想を「未定」としたのも第三者委員会の「調査状況を勘案したため」と説明。今後、連結業績や期末配当の予想が可能になった時点で公表するとしている。

ニデックではこれまで、株価や時価総額を経営の重要指標に掲げ、配当性向30%を目安とする安定配当や機動的な自社株買いの実施を経営方針としていたが、身から出た錆で市場からの信頼が急速に失われ、株主還元方針の実行も難しくなっているようだ。

2025年10月24日付

●春闘賃上げ「5%以上」中小は「6%以上」連合が基本構想 (読売・2面)

●テスラ4期連続減益、マスク氏言動影響続く、7-9月期 (読売・6面)

●欧州の車製造半導体不足危機、中国が輸出規制、経済安保対応に反発、VW「影響排除できない」 (朝日・7面)

●ブリヂストンのCEOに森田氏、52歳副社長から昇格へ (朝日・9面)

●マツダ×日鉄、新型SUV軽量化(東京・6面)

●太平洋工業、MBO価格上げ(日経・15面)

●ニデック、業績予想未定、今期、不適切会計疑い調査(日経・17面)

●半導体不足「車生産に影響」自工会、中国系の出荷停止で(日経・17面)

《福田俊之》

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