デンソーソリューションは10月22日、運送事業者向け管理システム「Business Support System(BSS)」にスマホでできる自動点呼(遠隔地業務後自動点呼)機能を追加したと発表した。
BSSはこれまでに運送事業者を中心に3000社以上の企業へ導入されている。2025年10月時点の契約情報によると、国土交通省の点呼制度改正に合わせて遠隔点呼、業務前自動点呼、業務後自動点呼、IT点呼などを順次追加してきた。
スマホでできる自動点呼とは、運輸規則に基づいた機器を用いて遠隔地にいる運転者等がスマホを活用し、管理者不要で業務後点呼が実施できる点呼方法だ。
導入メリットとして、遠隔地業務後自動点呼を活用することで遠方地での点呼も運転者のみで実施することができるため、運行管理者の業務負荷をこれまで以上に軽減する。長距離運行(2泊3日以上)での中間点呼や運行指示書が不要になる(貨物事業者が対象)。
BSS業務後自動点呼では、必要機材を購入してシステム運用することで複雑な要件を全て簡単に満たし、どの事業者でも簡単に運用を始めることが可能だ。
BSSでは様々な点呼方法を備えており、顧客に最適な運用を1つのシステムで実施することができる。同社では顧客に最適な運用を紹介するため無償にて「個別相談会」を実施している。




