DXコンサルティングなどを手がける日本コムシンクは、10月30日から東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2025に企業ブースを出展すると発表した。
ブースでは、ソーシャルグッドな活動を可視化するアプリ『actcoin(アクトコイン)』の体験プログラムを用意。来訪者にはフェアトレード認証のコーヒーや紅茶などが配布される。
近年、「若者のクルマ離れ」が指摘され、移動手段としてのクルマは日常の中で特別な存在ではなくなりつつある。一方で、気候変動などの社会課題の中でモビリティが果たす役割は多様化しており、社会とモビリティの新しい関係性が問われている。
今回の出展は、『actcoin』が掲げる「ソーシャルアクションを新しい価値に変える」という理念と、新しいモビリティの価値観を結びつける試み。スーパーカーが象徴する憧れを入口とし、来場者が「自分の行動が未来の社会を動かす力になる」ことを体験できる場を提供することを目的としている。
会場で配布されるコーヒーなどは、生産者の暮らしを支え、環境に配慮して作られたものだ。来場者はこれを受け取ることで、社会貢献活動の一端を担うことになる。同社は、EVシフトのような技術的変革だけでなく、「人の意識」や「行動の変化」から持続可能な社会を生み出す行動の連鎖を創出したい考えだ。
『actcoin』は、ボランティア参加や寄付といった社会貢献活動を行うことでデジタルポイントが付与されるアプリ。活動が可視化されることで利用者のモチベーション向上を図る。現在、個人ユーザー2.6万人以上、約400の団体が登録している。
ブースで提供されるギフトは、NPO法人Colorbath、NPO法人せいぼ、一般社団法人ガールスカウト東京都連盟の3団体が協力している。




