スバルの次世代パフォーマンスEV、「Performance-E STI concept」発表…ジャパンモビリティショー2025

スバル Performance-E STI concept(ジャパンモビリティショー2025)
スバル Performance-E STI concept(ジャパンモビリティショー2025)全 14 枚

SUBARU(スバル)は10月29日、ジャパンモビリティショー2025において、『Performance-E STI concept』を世界初公開した。

【画像】スバル Performance-E STI concept

同モデルはスバルの新世代を牽引するパフォーマンスシーンの未来を表現したバッテリーEV(BEV)ベースのコンセプトモデル。ワクワクするプロポーションと高い空力性能や実用性を融合させながら、ヘリテージも想起させるデザインとし、運転しやすいレイアウトと居心地の良い開放的な室内空間を実現している。

スバル Performance-E STI conceptスバル Performance-E STI concept

同車は人の根源的な歓びでありスバルの原点でもある「走る愉しさ・操る愉しさ」を、新世代のプロポーションとヘリテージと空力を融合したデザインで表現した。ダイナミックなフェンダーやボディライン、ダウンフォースと空気抵抗のバランスを追求した空力形状など、スバルのDNAを感じさせる力強いデザインが特徴だ。

技術面では、スバルの全てのクルマ開発の出発点である「人を中心としたパッケージング」を確実に継承。正しいドライビングポジションや広い視界など、運転を愉しむために必要な全ての要素を理想的な位置に配置している。

低重心・低ハイトにこだわった円筒バッテリーとBEVシステムの統合により、徹底的なコンパクト×低重心配置によって室内スペースを確保しながら全高を抑え、もともと低重心な従来スバル車に比べて15%以上の低重心化を実現した。

スバル Performance-E STI conceptスバル Performance-E STI concept

ボディに加わる力の流れをコントロールし、スバルグローバルプラットフォームを凌駕する動的質感と、雑味のないシッカリ感を実現している。

車体性能を引き出す次世代型の新サスペンションを採用。新設計によりフードの高さを5%以上低減し、タイヤ中心と転舵軸のオフセットをさらに縮小することで、応答性を向上させ、走りの質感をもう一段引き上げている。

空力面では、ダウンフォースと空気抵抗のバランスを追求した空力形状を採用。リアウィングなしでダウンフォースを発生させる空力デザインにより、実用的な航続距離とレーシングパフォーマンスを両立している。さらに、空力性能を追求しながら、見ているだけでワクワクするダイナミックで立体感ゆたかな力強い造形を実現している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  3. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  4. マツダ、ロータリーPHEV搭載スポーツ『ビジョン・クロスクーペ』公開…ジャパンモビリティショー2025
  5. マツダ『ビジョン・クロスコンパクト』発表、共感型AIで人とクルマの絆を深化…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る