岩崎電気は、道路灯用LEDランプユニット「LEDioc ROAD LED LAMP UNIT(レディオック ロード LEDランプユニット)」のリニューアルを発表した。順次切り替えを行い、全国で販売展開する。
今回のリニューアルでは、現行商品の皮相電力を最大30%削減するとともに、高圧ナトリウムランプ270W相当品をラインアップに追加した。光学レンズの最適化により電力コスト削減効果を最大化し、主要幹線道路などの高照度が必要な場所にも対応できるようになった。
本商品は、令和7年10月に策定された国の「道路脱炭素化基本方針」への対応にも有効。既存の道路灯器具「パズー(KSH2、KSH3)」にランプユニット部のみを交換して使用できるため、既設器具を有効活用しながらLED化と大幅な省エネ化を実現する。
新仕様では、現場に合わせた柔軟な配光設定が可能な3可変機能を搭載。「2車線用配光」「3車線用配光」「直下配光」の3つの配光パターンに可変でき、道路幅や車線数、設置状況に応じた最適な照明環境を提供する。
また、初期光束補正を標準装備した電源装置に内蔵したマイコン電流制御により、点灯開始から寿命末期まで一定の光束を保つ。点灯初期の過剰な明るさを抑えることでエネルギー消費量を削減する。
取付板の形状変更を行い、NEXCO疲労耐久性試験に適合。橋梁部や風の影響を受けやすい箇所など振動が激しい環境においても安心して使用できるという。


 
                               
                               
                              

