ZFの大径クラッチ、インド商用車メーカーが採用…最大20%の寿命延長を実現

ZFの430mm径重量級クラッチシステム
ZFの430mm径重量級クラッチシステム全 1 枚

ZFのインド法人のZFインディアは、インドの大手商用車メーカーから430mm径重量級クラッチシステムが採用されたと発表した。

今回受注したクラッチシステムは、インドの厳しい運転条件に対応するよう特別に設計されており、高性能エンジンプラットフォーム向けに開発された。数千台規模の供給を予定。生産開始は2026年中頃を計画している。

クラッチシステムはプネにあるZFのチャカン工場で製造・供給される。この受注はZFのインドにおける現地化戦略を支援し、地域製造能力の強化という同社の広範な戦略を反映している。

ZFグループのインド地域担当プレジデントであるアカシュ・パッシー氏は「インド市場向けの現地化とイノベーションに対するZFの戦略的焦点が、この受注により再確認された」と述べた。同氏は、グローバルに実証された技術的専門知識とインドでの強固な現地製造基盤を活用することで、顧客がグローバル基準を満たしながら市場に特化した先進技術にアクセスできると説明した。

ZFグループCVS部門(インド)のシニアバイスプレジデントであるパラムジット・シン・チャダ氏は「この受注は、インドの厳しい運転条件に完璧に対応する当社の先進重量級クラッチ技術の強力な支持を示している」とコメントした。

新しいクラッチシステムは厳しい条件下でも堅牢な性能を発揮するよう設計されており、交換間隔の延長と車両運用事業者の総所有コストの最適化を実現する。先進的なライニング材料により最大20%のクラッチ寿命延長を実現し、メンテナンスコストとダウンタイムを削減する。また、最適化されたクラッチ負荷により、より快適で疲労の少ない運転体験を提供する。

さらに、マニュアルトランスミッション(MT)と自動マニュアルトランスミッション(AMT)の両システムに対応した将来対応設計を採用している。

《森脇稔》

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