ステランティスジャパンは10月23日、ジープ『グランドチェロキー』のエアコンブロワーモーター不具合により、466台のリコールを国土交通省に届け出た。
対象車両は2022年12月26日から2024年7月30日に輸入された5型式のグランドチェロキー・シリーズ。具体的には「グランドチェロキー」(3LA-WL20、3LA-WL20A、7BA-WL20)と「グランドチェロキーL」(7BA-WL36L、7BA-WL36LA)の2車種だ。
不具合の原因は、エアコンブロワーモーターの製造工程が不適切だったため、コネクター内部のピンが適正位置に組み付けられていないことにある。この結果、コネクターの接続不良によりブロワーモーターが作動せず、デフロスタが機能しないため保安基準に適合しないおそれがある。
改善措置として、全車両のコネクターを確認し、コネクターピンに異常がある場合はブロワーモーターを新品に交換する。
現時点で不具合の発生の報告はない。


                              
                              
                              

