NTTデータCCSは、11月5日から6日の2日間、福岡市内のUR賃貸住宅で宅配業務の効率化を目的とした実証実験を実施すると発表した。
この実験は、FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアムが推進するまちづくりプロジェクト「Fukuoka Smart East」の一環として行われる。NTTデータCCSはオプテックス、Netsdar Robot Solutions、日本オーチス・エレベーターの4社共同体として参加する。
実証実験では、スマートフォンを活用して荷物を自室まで自動で配送する仕組みを検証する。スマホ1つで自動ドア、エレベーター、ロボットが連携し、人の手を介さずに配送を完了させる。
実施場所は、11月5日がURアーベイン貝塚駅前32号棟(福岡市東区箱松)、11月6日がURアーベインルネス香椎3号棟(福岡市東区香椎団地)で、いずれも午後1時30分から午後3時まで行われる。
この取り組みは、宅配業界が直面する人手不足や再配達問題などの課題解決につながることが期待されている。自動化により配送効率の向上と労働負荷の軽減を目指す、としている。




