中国シノペックと韓国LG化学、次世代ナトリウムイオン電池素材の共同開発で提携

中国シノペックとLG化学がナトリウムイオン電池材料の共同開発で合意
中国シノペックとLG化学がナトリウムイオン電池材料の共同開発で合意全 1 枚

中国石油化工(シノペック)と韓国のLG化学は、ナトリウムイオン電池向け重要素材に関する共同開発契約の締結を発表した。

両社は本契約に基づき、ナトリウムイオン電池向け正極材・負極材の開発で協力し、中国および世界市場におけるエネルギー貯蔵システムや低速電気自動車への応用を目指す。本提携はナトリウムイオン電池技術の商用化加速、新たなビジネスモデルの確立を目的とし、将来的には新エネルギー・高付加価値材料分野への協業拡大を目指す。

ナトリウムイオン電池は、資源の入手可能性とコスト効率の面でリチウムイオン電池に比べ大きな利点を有し、安全性向上と急速充電性能を実現している。さらに低温環境下でも優れた容量保持性を維持し、リン酸鉄リチウム電池を上回る性能を発揮することで、高い商業的可能性を示している。

業界調査によると、中国のナトリウムイオン電池市場は2025年の10GWhから2034年までに292GWhへ成長し、年平均成長率約45%が見込まれる。2030年までに、中国のナトリウムイオン電池生産量は世界の90%以上を占めると予測されている。

調印式には、シノペックの会長であるHou Qijun氏、シノペックの副社長であるWan Tao氏、LGケムのCEOであるShin Hak-Cheol氏が出席した。契約書は、シノペックの科学技術部門の総経理であるBian Fengming氏と、LGケムのCTOであるLee Jong-Kyu氏が両社を代表して署名した。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『シビックタイプR HRC』は2027年登場か…“究極のFF”が市販化の可能性
  2. トヨタ『シエンタ』次期型は2027年登場か---新開発1.5Lエンジン搭載
  3. BMWの20車種・ 2万4189台をリコール、火災のおそれ
  4. 昔から賛否が分かれる「アーシング」は本当に効く? 効果が出やすいクルマと出にくいクルマ~カスタムHOW TO~
  5. 電動軽トラ、フォロフライ「FKT」受注開始…航続225km・急速充電1時間
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. 6歳でも150cmでもない?「ジュニアシート卒業」を見極める“5つのステップ”とは【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る