フォルビアは、中国のEVメーカーのIMモーターズ(智己汽車)と5年間の供給契約を締結したと発表した。
契約により、フォルビアは同社の新型6人乗りフルサイズSUV『LS9』に「ゼンマッサージシステム」を供給する。LS9では「4Dマッサージシート」として展開され、運転席または2列目右席、もしくは両方の席に搭載される。
2025年4月の上海モーターショーで発表されたゼンマッサージシステムは、高級家庭用マッサージチェアの効果を再現する革新的な車載マッサージシステムだ。揉み、擦り、叩き、掴みなど幅広いマッサージ技術を提供し、自動車市場で最も強力なマッサージシステムとされている。
低騒音設計により、金属音や笛音を発生させることなく、静かで快適なマッサージ環境を実現する。車内を仕事、社交、リラクゼーションのための第3の居住空間に変える設計となっている。
フォルビア・シーティング事業部のステファン・ノエル執行副社長は「中国チームの市場知識とユーザー嗜好の深い理解により開発されたこのシステムは、安全性を損なうことなくリラクゼーションと快適性を向上させる」とコメントした。
IMモーターズの劉涛共同CEOは「4Dマッサージシートは自動車市場で最強の機械式マッサージを提供し、シート快適性と規制の両方を満たしている」と述べている。




