東京・浜松町エリアで無料循環バス、「はまバス」試験運行開始…2027年の本格運用に向けて検証

11月14日(金)まで運行中の「(仮称)はまバス」
11月14日(金)まで運行中の「(仮称)はまバス」全 4 枚

世界貿易センタービルディングと貿易ビルサービスが運営する浜松町芝大門エリアマネジメントは、浜松町エリアの回遊性向上と地域活性化を目的とした無料循環バス「はまバス」の試験運行を開始した。

【画像】無料循環バス「はまバス」

開始から1週間で多くの利用があり、車内アンケートでは観光・飲食・買い物を目的とした利用が全体の約8割を占めた。浜松町駅を起点に、観光・宿泊施設を結ぶ短距離移動が多く見られ、地域内の移動を補完する新しいモビリティとして、まち歩きや滞在のきっかけづくりに寄与していることが分かった。

利用者からは「無料で乗れる」「便利そう」「たまたま見つけた」という声が多く寄せられ、地域内での偶発的な発見や気軽な移動ニーズに応えている。実際に「ホテルから東京タワーまで歩くには少し距離があるので助かった」「たまたま駅前で見かけて乗ってみたが、とても快適だった」といったコメントも寄せられている。

全体として満足度は高く、特に観光や買い物目的の利用者からは「街を回るきっかけになった」「景色を楽しみながら移動できて良かった」といった意見が多数寄せられた。一方で、通勤や送迎など日常利用層からは「運行間隔を短くしてほしい」「停留所を増やしてほしい」といった改善要望も寄せられ、今後の運行設計に向けた貴重な意見となっている。

「はまバス」は、浜松町芝大門・竹芝・芝浦の三地区をつなぐ新たなモビリティ実証として、エリア内の移動利便性向上と地域のにぎわい創出を目的に運行している。今回の試験運行では、JR浜松町駅を起点に観光・宿泊施設をつなぐ短距離移動が多く見られ、まち歩きの新たなきっかけとして好評を得ている。

運行結果を踏まえ、次回以降の実証では、停留所の追加や運行ルートの見直しに加え、地域連携や情報発信の強化を検討し、さらなる利便性の向上と回遊性の拡大、「乗って楽しい」体験型モビリティとしての価値向上を目指す。

試験運行は11月14日まで実施しており、引き続き多くの方々に乗車してもらえるよう、エリアの新たな回遊体験を提供している。

《森脇稔》

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