ボルボ最小電動SUV『EX30』、シングルモーターと「クロスカントリー」追加…米2026年モデル

ボルボ EX30
ボルボ EX30全 7 枚

ボルボカーズは、コンパクト電動SUV『EX30』の2026年モデルを米国で発表した。

【画像】ボルボEX30とEX30クロスカントリー

2026年モデルでは、新たにシングルモーター版を米国市場に投入する。

2024年に導入された422hpの「EX30ツインモーターパフォーマンス」に続き、今回追加されるシングルモーター版でラインナップを拡大する。

メーカー希望小売価格3万8950ドルからとなる。この追加により、EX30購入者により幅広い選択肢を提供し、完全電動モビリティとボルボの安全性をより身近なものにする。

シングルモーター版は、EPA推定航続距離最大261マイル(約420km)を実現し、10%から80%まで28分で充電可能で、日常運転に効率的な性能を提供する。

EX30はボルボ史上最小のSUVで、車両のライフサイクル全体でカーボンフットプリントを最小限に抑えることに焦点を当てて設計されている。排気ガスゼロに加え、巧妙に設計されたインテリア全体にリサイクル素材や再生可能素材を多用している。

一方、新たに追加されるEX30クロスカントリーは、最小SUVに冒険的な能力をもたらす完全電動モデルだ。より高い最低地上高、標準全輪駆動、18インチオールテレーンアクセサリータイヤを装備し、市街地から雪道や険しい裏道まで楽々と走行できるよう設計されている。バッテリーは最短27分で10%から80%まで充電でき、どこへ向かう旅でも移動を続けやすい。

特徴的なデザインディテールがどこでも行ける精神を際立たせている。厚いスキッドプレート、拡張されたホイールアーチ、スウェーデンのケブネカイセ山脈の芸術的な地図で装飾されたダークフロントシールドが、ボルボ特有の快適性と安全性を維持しながら頑丈な性格を強調している。EX30クロスカントリーはツインモーターウルトラモデルのみで、メーカー希望小売価格4万8150ドルからとなる。

《森脇稔》

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