リセールバリュー総合研究所(通称:リセバ総研)は、全国の自家用車保有者361人を対象に「自動車購買行動に関する調査」を実施した。物価上昇や環境対応、デジタル化の進展など、自動車を取り巻く変化の中で、人々の“クルマの買い方”にも時代のリアルが表れている。
●“買う気が失せた”接客1位は「強引な営業トーク」
調査では、「買う気が失せた接客」として最も多く挙がったのが「強引な営業トーク」で、男性22.7%、女性20.1%が回答。さらに女性の20.1%が「性別や年齢に関する偏見発言」を受けた経験があると答え、“女性ドライバー軽視”の言動が依然残っている実態が浮き彫りとなった。
リセバ総研は「短期的な売り込みが逆効果となる傾向が明確に示され、販売現場にはより多様な価値観への対応が求められている」と分析している。



